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ここで、「タロットカードの歴史」で述べました
タロットとカバラについて、簡単にふれてみたいと思います。

あなたも一度くらいは「カバラ」とった言葉を
耳にしたことがあるのではないでしょうか?  

さて、タロット占いに「理屈」や「理論」というようなものが
いるのか?というと、全く知らなくてもタロット占いはできます。


 知らないと占いが出来ない、知っていると
占いの的中率が上がるというわけでもありません。

 まぁ、何をするにも「理屈」は必要ですし、何事にも「理屈」は存在します。
 ただ、一つ言いたいことは「タロット占い」に必要なのは「理屈」ではなく、
 あなた自身の「心と魂」だと言うことを忘れないでくださいね。

 とりあえず、「知っておいて損はしない」
程度に思っておいて下さい。
 以下の内容は少々堅苦しいものになりますが、
興味がおありならご覧になってみて下さい。

 面倒な人は読み飛ばしてもらっても構いませんよ。












タロットとカバラの関係




 タロットカード成立の背景には、「カバラ思想」が深く関わっており、
 タロットを語る際に、切っても切れない関係にあります。


 「カバラ」は、ユダヤ教をベースとした、
「ユダヤ教神秘主義」のことで、ユダヤ教徒の間で伝わる古い教えを、
遥か昔から信者たちは伝え広めてきました。

一言で言えば、伝統的な思想や知識の「伝承」のことです。


 「ユダヤ教神秘主義」とは、「生命の木」を根幹とし、
神々の叡智を求め、最終的には天界の神々に近づくことを目的とする
深遠な密儀、それらの思想がカッバーラ(カバラ)のことを指します。




 カバラにおいて、最も重要な要素は、旧約聖書を構成している
22文字のヘブライ語、アルファベットです。

 それは一種の言霊であり、カバリストたちは文字を組み合わせたり、
ゲマトリア(言葉の背景に潜む真実や、隠された意味を見つける方式。)
を駆使することにより、旧約聖書の奥義を知ることができると信じていました。





14世紀初頭に描かれたという、バチーノ・ディ・ボナグイダ作。

「生命の木の上のキリスト。」





 「カバラ」においては、言葉や文字が持つ音は言霊という「波動」であり、
言葉として発せられた波動は
「その名(音、文字)を持つもの全てに影響を与える」と考えられています。

また、「この世のすべてのものは1から9の数値に置き換える事が可能」とあり、
 その文字や数には、個々の性質や暗示のような意味が割り当てられています。

 それは、カバラの叡智を凝縮し、その奥義を体系化した
「生命の木」と呼ばれる
象徴図形において表現されています。




「生命の木」の図。





ヤコブの梯子という、
生命の木が4つ重なったもの。








 この象徴図形は、古くから「神のかたち」と呼ばれていたといいます。

 それ故に、カバラを探求する者にとって22本の小径は、常に研究の対象とされて来ました。

 その相互関係を把握することにより、22本の小径を自由に行き来(上昇)することで、
神々に近づくことができ、(生命の木)真の理解に達することができると信じられて来たのです。


 タロットの大アルカナを構成する22枚のカードが、
このヘブライ語、アルファベット22文字に
由来していることは明らかと言えるでしょう。










以上、簡単にさらっと述べましたが、カバラ自体が非常に難解なものですので
ほとんど説明になっていませんが、その辺は「へぇ、そういうものがあるのか。」
 ぐらいに、さっと目を通して頂ければ結構です。

 興味をもたれて、もっと詳しく知りたい方は、
カバラに関する文献を調べてみてください。

 カバラについての書籍はかなり沢山、出版されていますので。
 ただ、少々お値段のほうが高めです・・・。


 あと、図書館という便利なものがありますね。「カバラ」に関する書物は
図書館にも置いてありますから、利用されると良いですよ。








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